今さらだが東大出版「心理学」でメンタルケアに役立ったところをあげておく

↓これ(今は補足改訂版が出てますが、わたしはその前の第5版です)

 

 

入院中に読んでいた本についてたまに話題に出していましたが、具体的にどこがどう役立ったのか、備忘も兼ねて簡単にまとめてみようかなぁと思います。

 

※ただすべて読んだわけでなく、トピックを絞って読んだので、その点はご注意ください(より具体的には1、2、4、5、6、7、9章を優先して読みました)

 

 

1.これまで自分を苦しめていた感情が人間として自然な反応だとわかった

これを読むまでは、自分の不安や劣等感は自分個人がネガティブな人間だからだと思っていました。ですがそうではなく、「人間が生物として生きるためにそう反応するようにできている」と知ることで、とても気持ちが楽になりました。例えば、6章の問題解決に関する認知や、7章の情動についての評価説を知ったことで、負の感情が生まれても、それに対して自分を納得させることができるようになった気がします。特に7章の情動に関する評価説は知っていて損はないはずです。

 

2.自分の精神にとって良い行動を思いつけるようになった

1では感情が生まれたときに対処できることを良い点としてあげましたが、逆によい感情がどういう風に生まれるかを知れば、そうなるように行動を設定することができます。実際わたしが日々続けてる日誌もそのひとつです。また、一時期は一日の中でやりたいことをリストアップして、出来たことをチェックするなどを実践していましたがそれもこの本を読んで思い付いたことでした(実際、自己肯定感をあげることにとても役に立ちました)。こんな感じで仕組みを知ることでそれを利用できるようになるのがもう一点利点として挙げられるかなと思います。当たり前ですけどね。

 

以上、簡単ですがまとめでした。少しでも参考になれば幸いです。