死ぬななんて言われてもさ...と思ってしまうことがある

これは現在進行形?ではないのかもしれないけど、前は確実に思ってたことです。

 

例えば両親、特に母はこういうことをよく言ってくる人でした。というのも母はガンでステージ3まで行き、抗がん剤治療をして今は一応治っているということになっていますが、まあそういう事もあったのでやっぱり子供には先に死んでほしくないみたいです。

 

「いやわかる。そりゃ気持ちはくみ取ってあげたい。それによく世間的には子供が親より先に死ぬなんてそんな親不孝はない。それに自殺なんて悲しい死に方で、世の中的に望まれるべきでないのは分かっている。でも、じゃあわたしのこの死にたいって気持ちは、今すぐにこの世から消えてなくなりたいという気持ちはだれがどうしてくれるんだ。そりゃ母が先に死ぬのはその方がいいかもしれないし母は満足するかもしれないけど、母が生きている間生きていなければならないわたしはどこにこの気持ちをぶつければいいんだ!!」

 

↑みたいなことを本気で思ってました。ある意味理不尽だと思ってました。母はわたしが生きることを自分が病気にかかっているという理由を付けて正当化していると本気で怒りを覚えてました。だからわたしはよく母に「30で死ぬ」と明言していたのです。そんなつもりも大してないくせに。

 

これはわたし自身死のうと思ったのでわかることですが、行動に移すということはある程度自分でそのあとのことなどを想像したあとなんです。わたしの場合は、私が死んだ後の費用や警察などの公的機関の手続きなど大体調べました。また死ぬ方法も、その方法ならばどの程度の時間で死ぬのかも調べました。

 

死なないほうがいい。そりゃ分かってるんです。でも分かったうえでもそれでもそれが正しいと思えない。だから死にたいって言葉が出てるんです。それをダメだなんて簡単に言わないでほしい。せめてどこまで死ぬことを考えたのか聞いてから言ってほしい。

これはわがままです。人はみんな自分を生かすので必死なのでしょうがないです。でももしよかったら少しだけ動機や考えに耳を傾けてほしいです。

 

めちゃくちゃ余談ですが、わたしが実行し終わった後、記憶が曖昧なんですけど笑ってたと思います。多分達成感があったんだろうな。その時最後に出た笑いが、「あ、これが乾いた笑いっていうんだろうな」って感じでした。そのあとはあんまり覚えてないですけどひたすらむなしかったです。

 

そういう事なので、わたしもやっぱり他の人にこんなむなしい思いはしてほしくないなと思うので、自殺なんてしないでくれ~とは考えてますけど中々気軽には言えません。

 

そんなことを書き綴ってみました。それではまた。