ないものを求めるのではなく、今あるものを大切にしたい

最近思ったことです。

 

隣の芝生は青く見えるという言葉がありますが、そういうのはわたしを含め誰しもあることなのかなと思います。そういったとき、わたしの場合は、自分の考えが視野狭窄に陥っていることが多いです。つまり、本来自分にも価値があるものはたくさんあるはずなのに、それを自覚していないので、価値のあるものが欲しくなるのです。

 

それを防止するため、というほど意識はしていないのですが、物のメンテナンスをよくするようになりました。例えば、バイクをわたしは2台持っているのですが、ほぼ毎週のようにクロスで拭いてみたり、洗車してみたりしています。他にも、革靴も毎日磨いていますし、会社に持っていくかばんも時々拭いたり、防水スプレーを振ったりしています。こうしていると、本来持っている価値に付加する形で、自分だけの価値が生まれてくるような気がします。ようするに、愛着がわくということです。

 

また、物の維持だけでなく、人とのかかわりもなるべく維持したいなと思い、昔連絡を取っていた友人などに声をかけて、定期的に顔を合わせるようにしています。運がいいことにわたしは色々な人から愛想をつかされていなかったので、いろんな方面の人たちと交流がひそかに続いています。

 

物にせよ物でないにせよ、普段当たり前のように接しているものは決して無価値ではなく、とても価値のあるものです。それを自分自身の手でより価値のあるものに育てていくというのは、ただ新しい価値を取り入れるよりも、わたしにとってはとても刺激になっています。人生を楽しむコツは、自分の人生に価値を見出すことなのかもしれないですね。

 

なんて、ちょっと教訓めいたことをいって今日はここで筆をおきます。

 

ではまた明日。