以前少し「他人を救えるなどと思うな」と自分に言い聞かせていると書きましたが、それはそれとして、それでもわたしは無関心にはなれないなと最近考えるようになりました。当然ながら、名選手が名監督とは限らないのは往々にしてあることで、わたしが今現状うつという状態から脱却しつつあるからといって、他者にそういった影響を与えられるかは別の話です。しかしそれでも、わたしはわたしと同種の苦しみを抱え生活している人たちを見て何も思わないことはありません。
とはいえ、たとえば今書いている文章もそうですが、全てがその人たちに向けてというわけでもありません。半分くらいはわたし自身のためでもあるのです。結局わたしも人間であるので他者とのつながりは持っていたいし、わたしの考えに対して同意も得たいという欲はあります。「チラシの裏に書けばいいのに」というブログ名にはそういった、本来自分の中で閉じ込めてしまう感情を敢えて不特定多数に向けるという意味合いを込めているのです。
うそです。今考えました。本当は大体のことは毒にも薬にもならないことなのでこういうタイトルにしました。まあそんなわけでわたしのためでもあるんだけども、でもすべてがそうでもなくて、やっぱり誰かのためでもあったらうれしい。そんなつもりで書いています。
というわけで、もし読んでくださっている方がいて、お役に立っているのであれば幸いです。
そんなところで今日は筆をおきます。
