「他人に迷惑を掛けない」という理想を捨てよ

これはわたし自身、定期的に考えることです。

 

この言葉は「他人に迷惑をかけてしまえ!」という事ではありません。もちろんかからないならそれが一番良いです。でもそれは絶対とは言いませんが、ほぼ無理だと思います。なぜなら、大抵の人間は社会に属するからです。じゃあ例えば無職なら関係ないとかそういう事ではないです。というか無職ですら、日本に住んでいるなら日本という社会に属しているのです。

 

わたし自身、そしてもしこれを読んでいる人がいるなら、あなた自身も社会の一員です。それは良くも悪くもそうです。つまり我々は迷惑をかける、そして掛けられるのです。もし社会に属することを捨てるというのであれば、それは今ある生活を捨てるということになります。大抵の人は、それが仮にそこまで望んだ結果でなかったとしても、なかなか捨てがたいんじゃないでしょうか。それだけ当たり前とは尊いのです。

 

こんな話をすると「やっぱり自分は邪魔な存在なんじゃないか!」と結論を早まってしまいそうですが、これはそういう事をいいたいのではないです。人に迷惑をかけることが避けられないからこそ、その今ある当たり前に価値を見出せるのです。

 

というかんじで、なんだか積極臭くなりましたが今日はこの辺で。

 

また明日。