「ネガティブな思考スパイラル」からの脱し方:「忘れようとすることをやめる」

今日の2本目はなんか自己啓発本みたいな話です。ちなみに以降の話は科学的根拠があったりなかったりするので、まあ話半分に読んでください。

 

最近はなくなってきましたが、どんどん悪い方向に考えてしまって気持ちが沈んでいくようなものを「ネガティブな思考スパイラル」とここではいいます。結構陥ることが多いのではないでしょうか。

 

そういうときにやりがちなのは「それを忘れようとする」ということです。これ実は逆効果です。それを理解するにはそもそも、不安とはなぜ生じるのかを考える必要があります。

 

不安というのは、心理学的な定義によれば、恐怖や恐れなどが存在するにもかかわらずそれが持続的に続くような状況のときにおこるような情動です。つまり、平たく言ってしまえば危険シグナルなのです。つまりこれを無視する、忘れようとするというのは危険シグナルを無視することになるのです。でも、脳はそれを無視されると「なんで危険なのに逃げないの!?」となってより不安をあおるわけです。だから、上で述べたような対処は逆効果なんですね。

 

ではどうするか、というと一番いいのは別のことに集中することです。ようするにその不安に対処しようとするからより不安になるのです。では何に集中すればよいかというと、例えば最も簡単で実践的なものとして「呼吸」があります。いわゆる瞑想と呼ばれるものです。「なんだかうさんくさいな...」と思う人もいるかもしれませんが、何を隠そうわたしは精神病院で入院していた時これをやっていましたし、心理カウンセラーの先生もこれを推奨しています。

 

「呼吸」は普段何気なくしてはいますが、意識して行うということは中々したことがない人が多いでしょう。試しに携帯のタイマーで10分をセットして、その場で目を瞑ってひたすら呼吸をすることだけをしてみてください。10分が普段よりもものすごく長く感じるはずです。

 

ここで重要なことは、10分間の中でさっきまで考えていたことが思い浮かんでも、別に良いということです。考えたくないから別のことを始めたのに思い浮かんでしまう。それでいいんです。でもとりあえず10分集中しようとすることが大事なんです。大事なことは嫌なことを忘れることではなく、呼吸に集中することです。浮かんできてもいいんです。最終的に呼吸に戻ってこれればわけですからね。多分そうやって何回もやっていくうちに、浮かんできても「あぁ、なんかこんな考えが浮かんでるな」くらいに思えるようになります。

 

(まあ、こんなしょうもないブログでこれを実践する気にはならないと思いますが、本当に実践したいなと思う人がいれば、下記の本がおススメです。)

 

 

というわけで、ちょう適当ですが、こんな感じで書いてみました。少しは参考になれば幸いです。

 

それではまた明日。