気にするなと自分に言い聞かせるのはやめた

最近になってできるようになってきたことです。

 

前までわたしは、不安などがよぎるとき「そんなこと気にしても仕方ないだろ!」とか、「そんなクソみたいなこと考えるな!」みたいに自分に言い聞かせていたような気がします。

 

これそう言い聞かせた一瞬だけは楽になるのですが、そのあとそれの反動としてさらに強い嫌悪感や不安が自分を襲うんですよね。そしてそれから逃れるために自分に言い聞かせて...みたいな無限ループに入ってしまっていたわけです。しかもさらに良くないことは、そう言い聞かせていると「こんなに言い聞かせているのに何で消えないんだ?」とか「こんなことで悩んでる自分がバカなだけなのか?」とかさらにネガティブな思考に向かってしまうことです。

 

なのでここから抜け出す為には、嫌悪感や不安が生じたとき、「気にするな!」と自分に言い聞かすのではなく、その嫌悪感や不安に対して「こんなに嫌だったんだ」とか「こんなに不安だったんだ」と気付いてあげることなんだと思います。そうしたら「なんでこんなに嫌だったんだろう?」とか「なんでこんなに不安になったんだろう?」とかより建設的な思考へとシフトすることができることがわかったのです。嫌悪感も不安も何の気なしに沸いてくるものではなく、きちんとそう感じる理由があります。なのでもっとその理由に正面から向き合ったり、回避するにしてもより現実的で前向きな回避方法を見つけることが大切だとわたしは今考えています。

 

また、正面から向き合うことのメリットとして予防や軽減ができることです。つまりそういった不安などを感じる瞬間をきちんと特定しておくことで、それがそもそも怒らないような生活の工夫をしたり、感じてしまっても冷静に対処することができるようになります。

 

とはいってもこれは正直簡単なことではないとも思っています。わたしも半年ほどかけてようやく少しできるようになってきました。ただ覚えておいた方が良いことは、「嫌悪感や不安を感じるのは、自分が嫌な人間だからではなく、人間として、生き物として当たり前のこと」であると思います。危険な状況なのに危険信号が出せないと死んじゃうかもしれないですからね。ただ、嫌悪感や不安にそれを適用とすると泥沼になってしまうので、そこから抜け出すための第一歩が今回のタイトルにあることだったわけです。

 

そんなわけで、最近は結構楽しく過ごしています。

今日はここで筆をおきたいと思います。良い一日を。